翻訳方針

 私は『晋書』を読むのを習慣にしていますが、漢文を読むのが好きだから読んでいます。そういう姿勢で『晋書』に臨んでいるので、たとえば注は「この文はこういうふうに読めると思う」という内容が多いです。ご了承ください。

1、当サイトの唐修『晋書』の翻訳は、管理人の個人訳かつ抄訳です。

  • 全訳ではありません。制曰、史臣曰、賛曰は訳出していません。
  • 第三者による学術的チェックを経たものではありません。
  • どう訓読したかがなるべくわかるように訳文を作成しました。
  • 底本はじめ、史資料は「使用・参考資料」のページに記載してあります。
  • 訳文の誤りは適時修正しています。修正した場合、修正前の訳文は削除せず、抹消線を引き、ポイントを下げて残しておきます。なるべく修正日も記載します。

2、注は簡単にしかつけません。

  • 唐修『晋書』は帝紀・列伝・載記の間で、人名、官爵の位、地名の異同が激しく、さらに中華書局の校勘記を参照すると、帝紀の干支にも多く誤りがあることが予想されます。それらについては、よほど重大なものを除き、いちいち注記をしません。
  • また、そうした異同の類いがあるにしても、基本的には底本(中華書局の標点本)にもとづき、よほどでないかぎり文字は改めません。
  • 典故表現の出典は網羅的に引きません。解釈に必要なかぎりで引きます。
  • 佚書の記述についても、同様に基本は引きません。

3、権利は主張します。

  • 商業利用は禁じます。複雑な心境になると思うからです。
  • 引用時は出典(当サイト)を明記してくれさえすれば、いちいちに管理人に許可を求める必要はありません。
  • 転載は申し出てください。場合によっては(商業利用だったら)お断りします。
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